坂道も女性ばかりの光景も、2度目なのであまり気になりません。特に、今回は男性のつきそいの人がちらほらいて心強い限りです。試験は、最初に準2級と3級の人が大きな教室に集まって、面接カードに氏名や受験番号を記入し、それから個々の試験教室の前の廊下で、座って待つようになっていました。さあ、わたしの出番です。大きな教室の入り口にいた係の男性にたずねました。「恐れ入りますが、子どもが小さいもので、前回待合室と試験教室が離れていて、戻れなくなってしまいました。事前に試験の教室がわかりますか?」そばで娘がじっと聞いています。いつもの元気さがウソのようなおとなしさです。「3級ですか?」娘を見て男性が言いました。「いえ、準2級です」とわたしが答えると、うしろにいた係の女の子たちが、「すごーい」と言うのが聞こえました。わたしはちょっと鼻が高くなりました。正直言ってうれしかったです。娘も同じ思いだったようで、顔がパーツと明るくなりました。
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